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チボー家の人々 [映画]

もうだいぶ昔に読んだ本なので、くわしいことは忘れていた。

全4巻のDVDを借りて一気にみてしまった。

本を初めて読んだときの衝撃はわすれてはいないけれど、年を重ねて人間の生き方を体感したあとでみた内容は客観的にみえるものだった。
時代もずいぶん変わった。
地球というそのものがあかされ、人の存在そのものの意識すら変わってきている。

しかし、青春の熱い理想は変わらないと信じたい。
ただなにが正しいとか間違っているとか、20世紀初頭の意識と21世紀では100年という時間が同じものを要求してはいない。

先日みたテレビドラマも同時期イギリスの貴族の斜陽する世界の物語だった。
今回はフランスの富裕層。

いずれもヨーロッパの栄華から衰退へと移り変わる時代の物語だ。
作家のマルタンデュガールはこれでノーベル賞をとった。
本と映像の差があると思うけれど、それ以上に自分が変わった。

映像の表現や役者の演技や監督や製作者たちの息使いを感じながら作品を楽しむことができた。
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